ククイナッツオイル入り手作り石けんを作ってみたから使ってみた
ククイナッツオイルは永いあいだ憧れていました。
ものすごく高級感があったのと、相当な特別感を持っておりました。
これは絶対に前田さんの強い影響に間違いないんですが。
100ｍｌで2000円を軽く越えてくる高級オイルですし、試しに１～２回作ることはあっても日常使いにする石けんには絶対に配合しないだろうと思っていたからです。
そう思っていたのですが一度は作って見たかったし、その使い心地も堪能したかったんです！
と、いうわけで作ってみました！！
ククイナッツオイル石けんのレシピ
[box03 title=”ククイナッツオイル１３％石けん”]ククイナッツオイル 13％
キャノーラ油 23％
アーモンドオイル 10％
マカダミアナッツオイル 10％
ラード 24％
ココナッツオイル 10％
ヒマシ油 5％
ミツロウ 5％
苛性ソーダ 88％
水 300ｇ
ＯＰ 生クリーム 大さじ１ ハチミツ 大さじ１[/box03]
オプションを入れずに作ろうか悩んだ末、入れてしまった・・・
レシピの狙い
前田さんいわく、「ククイナッツオイルを10％～20％配合した石けんはこの上なく素晴らしく、この上をいく使い心地の石けんは無い」とおっしゃっているので、もしかしたら２回目を作るかも？？なので、持っているククイナッツオイルの半分を使用することにしました。
ククイナッツオイルを10％以上配合し、どうせならいつもよりもキャノーラ油を少なくして、アーモンドオイルを増やし、さらにマカダミアナッツオイルまで入れてみちゃおうという非常に勿体ないというか、上手くいけばお宝が出来るかも？大作戦でした。
制作過程
特に変わった工程はしていません。
逆に出来るだけ教科書的なコールドプロセスで作ってみました。
上手く出来たな！と感じられるくらいの感覚でトレースが出、保温中には軽くジェル化もしていました。
出来上がりはほぼ真っ白な美しいピシッとした石けんです^^
５週間後に使ってみた感想
ワクワクするのを抑えられないぜ！っていう勢いで使ってみました。
勿体ないけど髪も洗ってみましたよ。
結果
なんなん？これ？？？
石けんの感触は穀物入りの石けんぽい。
分りますかね？豆乳を入れた石けんの感触なんです。
もっと、ツルツルandスベスベすると思っていたんですけど。
泡立ちも良いとは言えない・・・
むしろ普段使っている石けんの方がよほど泡立ちも手触りも良いんです。
なんでこうなった？
キャノーラ油が少ないから？
アーモンドとマカダミアナッツとククイナッツの総量が多かった？
この黄金トリオだと思っていたオイルが30％越えはいかんかったのか。
いつもはキャノーラ油25％、アーモンドオイル25％、ラード30％なんですよ。
期待が大きかった（もうこれ以上の石けんなんてないわ！と感じたかった）だけに残念な感は半端じゃ無い。
え～（×_×）ククイナッツオイルって超高価だから、その分すんごく素晴らしい石けんになると思っていたのに・・・・・・・
これでは使い続ける気になれないわ。トホホ
さて、どうしましょう
今まで使っていた定番石けんとくっつけてみました。
一旦両方を溶かして固めれば、なお良かったのでしょうが、面倒だっただけです。
すると、まぁまぁな感じになりました！
まとめる
他の記事にも書いているというのに、進歩がないわ～と反省しました。
多分使う人の肌質にもよると思われます。
前田さんは確か普通肌だったと記憶しています。
同じ石けんでも使う人の肌質によって、使い心地の印象は変わってくるんですよね。
私にはイマイチだった（レシピの組み方が悪かったのかも）けれど、合う人が使えば最高の石けんだったかもしれません。
高価なオイルだからといって、最高の石けんになるとは限らない。
『過ぎたるは及ばざるがごとし』を痛感いたしました。
私の肌にはスィートアーモンドオイルandキャノーラ油の定番レシピが低価格で最高なんですよ。
なんて安上がりなんでしょうかね、私の肌は。
残っている半分のククイナッツオイルをどうするかなぁ。
残りを消化したらもう２度とククイナッツオイルには手を出さないぞ！と心に誓ったのでした。
手作り石けんのおかげもあって、アトピー肌も落ち着いた状態が続いています。
このサイトではアトピーさんに特化した情報を提供して行きたいと思っています。
石けん作りでぶつかる疑問も解消出来たらいいな。