癖毛さんの石けんシャンプーのやり方講座
石けんでシャンプーをしていると言うと、大体、はい?っていう反応をされます。
「石けんって、普通の石けん(固形でおなじみのもの)って事??」
「固形の石けんだけど、自分で作ったものだよ。」
「はぁ?石けんを作る????」
自分で石けんを作り続けていると、それが普通の事なんだけど、一般的では無いんだな~と感じる瞬間です。
液体石けんが欲しくて、半日を費やしてお店巡りをしましたが、予想以上に無かったです。
成分表に「水」と「石けん素地」しか無いものなんて、大手のドラッグチェーンでやっと見つけました。
しかし、シャンプーでは無く、ボディソープでしたけど。
サロン専用とかの高いシャンプーは結構売っているのに、石けんシャンプーは無いんですね。
これでは、市販のシャンプーが使えない方は困りますね。
わたしはノンケミではありませんが、化粧水すら持っていないんです。
必要を感じないし、買っても使わず何年も鏡の前にあるだけなので、なーんにも無いです、我が家の洗面台。
石けんでシャンプーをする方法
石けんでシャンプーをする場合によく目にする説明です。
- シャンプーの前にしっかりブラッシングをしておく。
- ぬるま湯でしっかりと予洗いをする。
- 石けんを良く泡立て、爪を立てずに地肌をマッサージするように洗う。
- しっかりとすすぐ。
- 酢かクエン酸で作ったリンスをする。
- 軽く流す。
簡単に書きましたが、このような流れですよね。
髪の毛のキューティクルが、石けんのアルカリ性によって開くため、酢かクエン酸を使って中和させると、スルスルになるらしいです。
らしい、というのは、わたしは癖毛なので、酸性のリンスを使ってもスルスルにはなりません。なので、中和って本当なのか?と疑いの気持ちもあったりします。
ヒマシ油を配合した石けんを使うと、癖毛も言うことを聞くと読みましたが、言うことを全く聞きません。
『しっかりすすぐ』は、これでもかー!!というくらいすすぐという事です。
どれだけすすごうとも、金属石けんが髪の毛に残るので、酸性リンスで中和させる必要があるのですね。
この、すすぎが足りないと、金属石けんがフケのようになったり、髪がベタ付いたりするようです。
癖毛さんも、そうで無い方も、すすぎはしっかり行いましょう。
癖毛さんの石けんシャンプーの方法
癖毛はなぜ、ウネウネとしているか、ご存じでしょうか。
髪の毛が生えてくる穴の形がキレイな円形では無く、楕円形だったりと、いびつな形をしているために、髪がねじれながら生えてくるのだそうです。
ねじれ具合によって、大きなウェーブだったり、チリチリヘアーだったりします。
濡れているときは真っ直ぐで、乾くにつれてウェーブが出てくるのが大きな特徴ですよね。
癖毛だと、そもそもサラサラヘアーではありません。
落ちてくる前髪を掻き上げたら、そのままになりますよね~。
髪を掻き上げながら微笑むなんて芸当は一生縁が無いです。
4時間をかけて、ストレートパーマをすれば、何回かは楽しめますよ。
癖毛の方が石けんシャンプーをするのは、サラサラヘアーさんよりも難易度が上がります。
シャンプー自体も難しいですし、きしみも強く出て来ます。
シャンプーの仕方が間違っているとか、すすぎが足りないから、リンスのやり方が悪いから、ではありません。
これはもう、そういうものなのだと諦めましょう。
でも、きしみは何とかする事が出来ますよ♡
石けんシャンプーの仕方はほぼ同じです。
すすぎはしっかり行って下さい。
肌の問題で石けんシャンプーを選んでいる場合がほとんどだと思うので、肌の弱い癖毛さんという前提でお話します。
洗う順番
お風呂に入って、身体や頭を洗うのに順番があるの?って思いますか。
あるんですよ!
- シャンプーをする。
- リンスをする。
- リンスをしっかり流す。
- 身体や顔を洗う。
この、順番はものすごーく大事です。
わたしは市販のシャンプーで大丈夫なものはありません。
1週間、2週間くらいは何とか乗り切れますが、それ以上は無理です。
100%の確率で頭皮に湿疹が出来る、そして痒くてたまらなくなります。
不思議な事に、リンス(今はコンディショナーとか言うんですね)で、トラブルにあったことはありません。
しかし、リンス系でも痒くなる方もいるはずなので、そのつもりで説明します。
実際のシャンプーの仕方
シャンプーは髪の毛のためというよりも、頭皮のためにするものです。
売られている商品のほとんどは髪の毛への好影響をうたい文句にしていますね。
髪の毛には市販のシャンプーの方が、使い心地はバツグンに良いです。
なんせ、シリコンとかが入っているので、もうスルスルのツルツルです。
では、肌が弱くて癖毛の方はどうしたらいいんですかね。
わたしは髪をまとめるので、ワックスとかムースとか必要なのですが、これらを使うとシャンプーは石けんだけでするのは困難です。
ショートヘアだったら、何とかなるかも知れません。
セミロング以上は大変です。
[box01 title=”癖毛さんのシャンプーの仕方”]
- うつむいてしっかり予洗いをする(うつむかなくてもOK)。
- 頭皮だけを意識して、マッサージするように頭皮を石けんで洗う。
- しっかり、しっかりすすぐ。
- 上向きになり、つかめる髪だけを市販のシャンプーで洗う。
- しっかりすすぐ。
- 上を向いたまま、市販のリンス(コンディショナー?)をする。
- 軽くすすぐ。
- 出来れば髪をまとめる。もしくはタオルでくるむ。[/box01]
こうなります。
分かりますでしょうか。頭皮は石けんで洗い、髪の毛は市販のシャンプー&リンスです。
この後に石けんで身体や顔を洗えば、シャンプーやリンスは洗い流すことが出来ます。
くれぐれも頭皮につかないように気を付けて下さいね。
お風呂場の事情や、その他色々な事情で上向きでシャンプー&リンスが出来るか!な方はうつむいていてOKなんですが、頭皮につけないようにして下さいね。
これで、頭皮と頭皮に近い髪の毛にはシャンプーは着いていないので、痒みが出てくる事は無いと思います。
しっかりタオルで髪の毛をくるんでから身体や顔を洗えば完璧です。
髪の毛はシャンプーやリンスで洗っているので、きしみが気になる事はあまり無いと思います。
市販のシャンプーは使いたくない方はそのまま石けんで洗って下さい。
つかめる髪の毛だけに市販のリンスをすると、随分扱いやすくなります。
酸性のリンスは使っていただいてOKです。
わたしは使っても、使わなくても違いが分からないので、使っていません。
リンスが面倒、怖い方はしっかりタオルドライしたあとに、洗い流さないコンディショナーかオイル数滴を髪に伸ばしてから、ドライヤーで乾かして見て下さい。
随分と違うと思いますよ^^
リンス=コンディショナーは髪の毛に残るように作られています。
ですけど、リンスで痒くなった事がまだ無いんですよね。
なぜなんでしょうかね。
洗浄剤の方に痒くなる犯人がいるのでしょうか。
まとめ
一般的な石けんシャンプーの仕方はよく見かけますが、癖毛さんのシャンプーの仕方を解説しているのを見た事が無かったので、書いてみました。
頭皮がスッキリしているのって本当に良い気分です。
石けんシャンプーって、抜け毛にも良いらしいですよ^^
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