手作り石けん~スーパーファットって何でしょう?~
みなさんよくご存じのスーパーファット。
「スーパーファットとして、大さじ1杯をトレースが出たら入れ込む」
よく目にするフレーズです。
わたし、この意味が未だに理解出来ないんです。
理解出来ないというか、納得が出来ないのです。
胸の奥で何かがモヤモヤしているんですよね。
ゆりくまさんだったら上手に説明して下さるかも知れませんね・・・
鹸化って理解出来てますか?
ところで、『鹸化』 って正しく理解されていますか?
じゃ、アナタはどうなのよ?って言われると、
「うーん、なんとなくね・・・」
っていう感じです。
オイル=油脂 と 苛性ソーダ水=アルカリ が反応しあって石けんになる課程としか理解出来ていません。
ブレンドしたオイルと苛性ソーダ水をぐるぐるして、トレースが出た状態で鹸化の状況は30%なんだそうです。
型入れし、ジェル化などを経た状態で90%程度とか。
イメージとして、石けんとして使える状態が100%と思っていません?
どうやら違うようですね。
鹸化の速度を時間軸で考えると、24時間で鹸化反応は終了しているそうです。
カットして熟成期間と呼んでいる、あの日数は水分を飛ばしている時間ということなんでしょうか。
確かに、素手で石けんをカットしても(良い子はマネしちゃダメですよ^^)ピリピリしたことはないですねぇ。
スーパーファットのもやもや
スーパーファットの何がそんなに納得出来ないのか?なんですが、
[box01 title=”ここが納得出来ないの!”]
- 大さじ1杯で違いが出るの?
- 最後に入れるのと最初から入れるのと違いがあるの?
- アルカリと合わせる事は同じじゃないの?[/box01]
まぁ、こんな感じなんですよ。
最後に入れるのが、ハチミツだとかならまだ納得出来そうなんですが、ホホバオイルとかシアバターだとか言われるとムムム・・・となるんです。
トレース時点で鹸化反応が30%ということは、道半ばにも行ってないって事じゃない?
その後保温箱の中で90%までになるっていうことは、グルグルしている時よりも鹸化反応は進むっていうことなのでは?
トレースが出た後にシアバターを入れたら、シアバターの感触がそのまま残る訳じゃないってことですよね。
そのまま残ったらベタベタ石けんになるものね。
じゃ、最初から入れておけば良いんじゃないの?
って思っています。
スーパーファットとしてタネに混ぜるということは、その油脂の分だけディスカウントしているのと同じゃないのかなぁ・・・
もう、本当にスミマセン。
誰か丁寧に解説して欲しい。
ホホバオイルにしても鹸化価が低いから苛性ソーダの量なんて変わらないし、わざわざ最後に入れる意味が分からないデス。
最後、最後と連呼してますけど、鹸化という点ではまだ途中経過なんですよ。
型入れ後にラストスパートがかかる。
やっぱり、最初から入れれば良いんじゃない?
まとめ
スーパーファットのありがたさや行程に納得がいかない間は最初からオイルに入れます。
トレース出てから何かしら投入して上手くいった試しがないもので。
今後、心境に変化があれば試してみるかも?知れません。
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